Apple、6Kの31.6インチ純正ディスプレイを2019年下半期に発売か、情報まとめ

Appleが6K31.6インチの新型ディスプレイ「Apple Display」を2019年下半期に発売するという。

2017年にAppleはデスクトップ型「iMac Pro」を発表。その際に、Appleは新型モジュラー式「Mac Pro」と「Apple純正ディスプレイ」の開発を進めていることを公式に認めていた。あれから2年ほどの月日が経ち、新型ディスプレイの発売に近づいているようです。今回は、この新型ディスプレイの現在出ている情報について紹介します。

Apple 6Kディスプレイ基本情報まとめ

モニタサイズ:31.6インチ

解像度:6240×2880 (6K)

アスペクト比:ウルトラワイド?、16:9?

発売時期:2019年第2四半期または第3四半期

価格:¥150,000〜以上は確実?

その他:HDR対応、Mini-LEDバックライト

31.6インチの6Kディスプレイを搭載か

Apple関連の情報に信頼のあるアナリスト、Ming-Chi Kuo氏によると、Apple Displayは31.6インチディスプレイを搭載するという。これは「iMac」、「iMac Pro」で用意されている27インチと比べてもかなり大きい。一人暮らしの部屋にあるテレビ(32インチ)ほどのサイズだ。 31.6インチが事実だとすれば、多くのプロユーザーに喜ばれるはずです。 Kuo氏は、Apple Displayの解像度を「6K3Kレゾリューション」と表現しています。

アスペクト比は、ウルトラワイド?それとも16:9?

現時点ではApple DisPlayのアスペクト比が16:9になるのか、それともプロ仕様で重宝されるウルトラワイドになるのかは不明です。しかし、31.6インチという情報と6K解像度を考えると後者になる可能性が高いと言われています。Appleは、ドット密度(dpi)を製品ラインナップで共通にしたいと考えているはず。現在販売されている「iMac 5K」は218ppiを採用しており、6K(6240×2880)の解像度で計算をすると31.59インチとなる。

対角線サイズが31.6インチで、ディスプレイパネルの高さ(13.2インチ)とPPI(218)を考えると、iMacの5Kパネルと同じ6K3Kの超ワイドディスプレイとなるようだ。

省電力、薄型、Mini-LEDバックライト

Kuo氏は「Apple Display」はMini-LEDバックライトを採用すると予想している。Mini-LEDバックライトは、OLEDのように焼き付けを起こすことなく、より正確な黒とコントラスト比を表現することが可能である。また省電力、パネルの薄型化も実現するという。

Mini-LEDバックライトを搭載した製品をAppleは、2020年後半または2021年初頭に新しいMacBookおよびiPadに搭載させるという。

関連記事:15-17インチの新型 MacBookを2021年までに発表か

いつ発売される?・価格はどうなる?

「Apple Display」は、第2四半期または第3四半期に発売される予定です。この時期はAppleの開発者会議WWDCが開催される「6月3日」に一致しており、基調講演内で発表される可能性が高いと思われます。

現時点では、価格についての情報が全くと言っていいほど出てきていません。しかし、「Thunderbolt Display(現在は販売終了)」が10万8800円(税別)であること、Appleが現在オプションで用意している「LG UltraFine 5K Display」が144,800円 (税別)で販売されていることを考えると、それ以上の価格設定になるはずです。150,000円を超えてくるのではないかと考えています。

via:9To5Mac

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