iPhone 12にはEarPodsが同梱されない可能性、2020年後半に「AirPods」のプロモーションを準備か

Appleのアナリスト、Ming-Chi Kuo氏の最新の報告によると、今秋発売のiPhone 12には、「EarPods」が同梱されない可能性がある。これには、別売で販売される「AirPods」の需要を高める狙いがあるという。また、最近はワイヤレスイヤホンの需要が高まり、EarPodsの需要が低下していることも理由の一つだろう。

イヤホンを同梱しなければ、iPhoneシリーズ初

Appleは、2007年に発売されたスマートフォンの最初のモデル以来iPhoneにイヤフォンを同梱しています。その主な理由は、「iPhone」がiPodの延長線上として販売されることになったためです。TF International Securitiesのリサーチノート内でKuo氏は 、AppleがiPhoneに有線イヤホンを同梱しないことに期待しており、これは今年の「AirPods」に強い需要を生むと述べています。

Shipment:出荷量、YoY:前年比、QoQ:前四半期比

Kuo氏は、新型コロナウイルス(COVID-19)による世界的な経済への影響により、「AirPods」の出荷量は第2四半期(4月〜6月)に最も少なくなる可能性が高く、総出荷量は前四半期から29%減少して1720万になると述べました。

しかし、この需要の低下は一時的なものになり、「AirPods」の出荷は、2020年後半にAppleが実施すると見られている「AirPods」のプロモーションに支えられて、年間を通じて増加するとしています。全体として、Kuoは当初の予測していた約8500万台から約9400万台へと修正しました

第3世代AirPodsの登場は2021年か

以前、Kuo氏は、Appleは2021年の上半期中に量産を始める第3世代のAirPodsに取り組んでいると述べていました。これは、2020年中に新しいAirPodsが登場しないことを意味します。また、2020年内に登場が期待されている「AirPods Pro Lite」は、Beatsラインナップに加わる新製品だろうと述べています。

著名なリーカーのJon Prosser氏は、4月19日に「新しいAirPodsは、いつでも出荷できる状態にある」と自身のTwitterに投稿していました。

Source:MacRumors

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