Appleが開発中と噂のARデバイス「Apple Glass」。Apple関連の情報を正確にリークしているJon Prosser氏が「Apple Glass」について今わかっていることを共有しました。
価格は499ドルで、早ければ2020年末に発表か
「Apple Glass」の価格は499ドルになる見込みで、度数入りのレンズもオプションで選択可能です。データの処理は、iPhone側で行うようになっており、iPhoneユーザーであることが使用条件になっています。発表は、早ければ2020年秋のiPhone 12発表の最後に"One More Thing"で、間に合わなければ2021年第1四半期に。
ボディは金属製、LiDARスキャナ搭載、ワイヤレス充電に対応
現在、プロトタイプとして開発されているものはプラスチック製であるが、最終製品版は金属製になる見込み。カメラはプライバシーの観点上搭載されないが、2020年に発表されたiPad Proに搭載されたLiDARスキャナを「Apple Glass」にも搭載する。
両サイドのガラスがディスプレイ、ジェスチャー操作に対応
「Apple Glass」は、左右両方のレンズがディスプレイとなっている。操作はジェスチャーまたはデバイスの正面から可能。
情報まとめ
以下に公開された情報をまとめています。
Apple Glass
- 名称は「Apple Glass」
- 価格は499ドル
- Apple Watch(第一世代)のようにiPhoneの性能に依存する
- メガネ型デバイス
- 処方箋を必要とする度数入りグラスを販売
- 2020年第4四半期から2021年第1四半期に"One More Thing"で発表
- 2021年第4四半期から2022年第1四半期に発売する計画
- 両レンズにディスプレイを搭載
- UIは「Starboard」と呼ばれている
- プラスチック製のプロトタイプ、最終製品版は金属になる
- ワイヤレス充電用のプラスチック製スタンドが付属
- プロトタイプの映像を公開できない(法的な問題)
- プライバシーの観点からカメラは搭載されない
- 独自のQRコードをスキャン可能
- 操作は、フレームのボタン?またはジェスチャーで可能
- サングラスではなく着色レンズではない→第2世代以降にオプションが用意されるかも
- 2020年のiPad Proに搭載されたLiDARセンサで取得したARデータは「Apple Glass」開発チームに共有される
- グラスは、完璧なガラス製
Source:FRONT PAGE TECH