トラックパッド搭載のMagic Keyboardが登場し、できることの幅が更に広くなる可能性が感じられるiPad Pro。
今後もiPad ProのMacの代替になる能力が増えていくのかもしれない。
数多くのApple関連の情報を正確にリークしてきたJon Prosser氏が、自身のTwitterでiPad向けにFinal Cut ProとLogic Proの開発が行われていることに自信があると述べた。
現段階では、登場時期は全くの予想がつかないものの、登場はまだ先になると思われる。
I’m confident that Final Cut Pro and Logic Pro are happening.
Let’s wait and see
— Jon Prosser (@jon_prosser) April 22, 2020
現在、iPhoneとiPadには下位グレードのiMovieとGarageBandが提供されているものの、決して利便性が高いとは言えない。
自分は、あるYouTubeチャンネルの動画編集を担当しているが、やはりiMovie(Mac版と共に)には限界があって使用したいと思えるレベルではないと考えている。
そもそもiMovieとGarageBandは、ホームビデオなどのプライベートの編集や制作に誰でも簡単に利用できることが目的に作られており、高機能を望むクリエイター向けのソフトではない。もちろん、Final Cut ProやLogic Proであっても、企業レベルが業務に使用するPremiere ProやAfter Effect、Davinci Resove、音楽制作ソフトPro Tools、Cubaseを普段使用している人には、物足りないと感じるだろう。
しかし、FCPとLogic ProはYouTuberや個人バンドが自主制作する分には、かなり良いツールになるはずだ。価格面や機能性の面からも導入のハードルが低い。
もしこれが将来的に実現する場合、iPad ProのType-Cポートや大容量ストレージを活かした「一眼カメラやビデオカメラで撮影した映像の取り込み(工夫すれば現在でも可能ではある)」、MacのMotion Xで作成したFCP向けテンプレートの共有、MacとiPadで動画プロジェクトのシームレスな共有(大容量ファイルになるため同期が難しいことは承知であるが...)など、自分のiPad Pro版「Final Cut Pro」への期待は大きい。(実装されるかはわからないが。)
FCPの重要性については、何点か書くことができそうなので、これは近日中に記事にしたいと思う。
iPad ProがMacの替りになる日が来るのもそう遠くないのかもしれない。