Apple、2020年発売のiPhoneにQualcomm製5Gモデムを採用か

Appleが2020年発売のiPhoneにQualcomm製5Gモデムを採用するかもしれないという情報が入ってきました。先日、Appleが2020年のiPhoneにも5Gに対応しないということをお伝えしましたが、状況が全く変わったようです。

関連記事:Apple、2020年発売のiPhoneにも5G非対応か

Apple、Qualcomm間の訴訟問題が和解で終結

この背景には、AppleとQualcomm間で争われていた特許侵害問題や巨額なライセンス料金問題など、全ての訴訟問題が和解で終結したことがあります。以前から、QualcommはAppleに5Gモデムの供給する準備があることを公言していましたが、訴訟問題によって現実的に厳しい状況が続いていました。

Intel、和解成立後にスマホ向け5Gモデム事業からの撤退を発表

Intelは、スマートフォン向けの5Gモデム事業から撤退することを4月16日(米国時間)に発表。同社は、2020年に発売される予定のiPhone向け5Gモデムチップの開発に取り組んでいた。しかし、開発の遅れが生じており、搭載できるのは2021年のiPhoneからになるのではないかという懸念の声が上がっていた。今回、AppleとQualcommの和解が成立したことにより、撤退を決断したと見られます。

Qualcommモデム採用で、2020年iPhoneは5Gに対応

AppleとQualcommの和解内容には、2019年4月1日を発効日とする6年間のチップセット供給合意が含まれており、自然に行けば今後Qualcomm製5Gモデムチップが搭載されることとなりそうです。

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