MacBookシリーズは、将来的にディスプレイと本体を繋ぐヒンジ部分に継ぎ目のないユニボディ設計を採用するかもしれません。
今回、Appleが米国特許第10,642,318号で取得した「平面ヒンジアセンブリ」は、シームレスな全体的な外観を持ち、滑らかに湾曲した形状をとることができる曲げることのできる部分を含む一体型の本体で構成されるものだという。これは、ディスプレイ部分とキーボード部分が一体型になっていることを表しています。
Appleは、この特許対象をパーソナルコンピューティングデバイスとしており、対象はスマートフォンカバーやタブレット端末を含みます。
現在、MaccBookを始め多くのノートパソコンは、ディスプレイ部分とキーボード部分を繋ぐケーブルの配線をヒンジ内に確保しています。折り曲げ可能なヒンジの場合、単純に折り曲げる構造は使用しているうちに断線する可能性があるため、この2つを繋ぐ配線をどのように解決するかが問題です。
そこで、今回の特許では折り曲げ部分を「非圧縮状態から圧縮状態に移行できるレイヤーのスタック」から形成することで解決できるとしています。
複数の層を使用して折り曲げを実現する方法を示す図解
この調整可能な折り曲げ構造は、より柔軟な構造のバッテリーを搭載することに繋がるとしています。
また、この技術はiPhoneやiPadに、Samsungの「Galaxy Fold」や「Galaxy Z Flip」のような折り曲げ式デバイスをより高レベルで実現できる可能性を呈示してくれます。
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Source:AppleInsider