先日突如として発表された「iMac」。ベンチマークスコアをGeekbenchが公開しました。外装に変更はないものの、インテル第8世代(Coffee Lake)、第9世代(Coffee Lake Refresh-S)を搭載し、Radeon Pro Vegaグラフィックスオプションが用意されていたりと最上位モデルでは2017年モデルの74%も高速化している。
27インチモデルでは、マルチコアが最新モデル全てにおいて旧世代のスコアを上回っている。最上位モデルに搭載されているCore i9-9900Kは32293を出しており、旧世代の最高スコア19371に比べ、およそ74%も向上していることがわかる。
21.5インチモデルは、Core i7搭載の最上位モデルのスコアはまだ公開されていないが、公開されているi5搭載モデルも2017年モデルから大きくスコアを伸ばしている。
iMac(2019)とiMac Pro(2017)を比べると、iMac(2019)の最上位モデルは、iMac Proのベースモデルにスコアでは勝利している。
iMac Proのベースモデルに合わせ、32GBメモリ、1TB SSDストレージという大体同じ構成にするとそれぞれの価格は、iMac Proが558,800(税別)、iMac 5K(27インチ)が468,300(税別)になる。
価格面・CPU性能は、iMac 5K(27インチ)が勝るものの、GPU性能に関してはiMac ProのRadeon Pro Vega 56が上回っており、さらにiMac ProにはT2チップも搭載されているため、優位性では劣らないだろう。