11月3日に発売されるiPhone Xに搭載されている「TrueDepthカメラ」。今回 搭載されるのは、インカメラへであり、リアカメラには搭載されない。度重なって報道されているiPhone Xの生産遅延については、このカメラコンポネートの組み立ての複雑性、パーツの脆弱性が原因と言われています。
アップルの情報について定評のあるKGI証券 Ming-Chi Kuo氏は「2018年 iPhoneのリアカメラにTrueDepthカメラが搭載される可能性は低いだろう」と予測しています。
理由として、AIとAR Kitのソフトウェアとアプリケーションの開発が現段階でまだ未熟であることが挙げられます。
TrueDepthの技術はAndroid陣営に比べ数年分は先行していると言われており「TrueDepthカメラ」の生産供給の安定化を優先させるようだ。
関連記事:アップルの「TrueDepthカメラ」はAndroidに2年半先行している
今後10年の未来を担うともいわれている「iPhone X」。Kuo氏は、来年のiPhoneが安定性の他に技術的アップグレードされることを間違いないと述べている。どのように我々を驚かしてくれるのだろうか。
source:REUTERS